１．２段階に分けた麻酔
　 むかしの麻酔は痛かった！そこで樋口歯科医院では痛くない治療を目指して，麻酔は２段階に分け，まず表面麻酔，次に注射の麻酔を行っています． 従来より麻酔の時間が長く必要ですが，その分，痛くないように気を付けているのです．

２．注射の針は細い方が痛くない！
　従来の麻酔針よりも３段階ほど細い針を使用しています．この針が開発されたコンセプトは，蚊の針！そうです，蚊に刺されても痛くない一つの理由に細いから，というのがあります．

３．電動注射器の使用
　注射が痛いのは，圧力をかけすぎや，注射液を入れるスピードが速すぎるなどが原因の一つです．圧力とスピードをコントロールする電動注射器を導入しています．

４．麻酔液を体温と同じに
　 麻酔液の温度が低いと痛みが出やすいことが指摘されています．私たちは使用前の麻酔液を体温近くまで温めており，痛みが出にくいように工夫しています．

　入れ歯では満足ができない方、歯を削りたくない方，ぜひご相談ください。
　 副院長は約25年の経験と年間約５０症例の実績があります。年齢も２０代から９０代（！！）まで経験があります．公的機関である社団法人日本補綴歯科学会の指導医専門医，公益社団法人日本口腔インプラント学会専門医の資格を持っており，専任衛生士は公益社団法人日本口腔インプラント学会専門歯科衛生士資格を取得しました．インプラントはメインテナンスも重要です．
　なお，インプラント治療は慎重に行う必要があるため，いろいろな検査が必要です．当医院では公益社団法人日本口腔インプラント学会等のガイドラインに沿って治療を慎重に進めております．従いまして一般的に治療期間も長くなります（咬めるようになるまで通常２，３ヶ月）．
　ここ数年で改良が進み，治療期間が短くなるようになってきました．しかし症例を慎重に選ぶことが大切です．（保険適応不可）
　樋口歯科医院では，Sraumannインプラント（スイス製）,IATインプラント（国産），ブローネマルクインプラント（スウェーデン製）を使用しています．それぞれに優れた特徴があり，患者さんの状態に合わせた適切なインプラントを選択致します．すぐに咬めるようにできる方法（即時加重）も可能です．ご相談下さい．
　インプラント埋入機器，モニター（血圧，脈拍，酸素飽和度）完備．
　
デジタル技術を応用したインプラントシミュレーション手術を事前に全症例行っており，安心・安全なインプラント治療を目指します（費用は埋入手術代に含めております）

3Dプリンターにより製作されたサージカルステントを用いてシミュレーションと同等の位置に埋入することもできます．（費用はご相談ください）

極力歯を削らないように、材料の選択から治療法を考えています．例えば．．．

１．白い詰め物の材料を見直し，従来よりも削る量が少なく，またきれいに詰め物ができるようになりました．以前は，海外の製品（３M社など，もちろん厚生省認可）を使用していましたが，約１5年前より日本製（トクヤマ社）に変更しました．こちらの方が色が自然です．（保険適応可）
シリンジタイプ．削る量が少なくなりました．

２．虫歯を染め出す
　虫歯を染め出す液を私たちは開業以来使用しています．見た目や経験だけではなく，この染め出し液で虫歯の範囲をしっかりと確認し，虫歯を残さないように，また余分な歯を削らないように努力しています（保険適応可）．このような根拠に基づいた治療の実践はとても重要だと私たちは考えています．
削りすぎ，取り残しを防ぎます！

　なるべく歯を削らない，神経も極力残す，そのためには従来の方法だけでなく，抗菌剤を併用した治療法が有効です．
しかし，残念ながら神経を残せない症例もありますので，患者さんの歯の状態により治療方法は変わります．
（読売新聞（平成１７年９月２４日朝刊）でも紹介された方法です． ）
下の写真のようにかなり深い虫歯でも神経を保存することができました（当医院での治療）．