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甲州街道道中記

 

(27) 上花咲宿  『現存の本陣建物』 には上段の間も残されていました。

平成18年10月17日

 上花咲宿も本陣1、脇本陣2,旅籠13軒という規模であったが、街道筋には往時の面影はほとんど残っていない。唯一「上花咲本陣建物」が現存しており、往時を偲ばせてくれる。

 旧甲州街道だった国道20号を歩いていると大きな古民家が目に入り、「本陣建物」(左)だなとすぐに思い至ることができる。この本陣は花咲宿の名主・星野家の建物で、今でも生活の場として使われている。
 

 正面には「本陣碑」(右)と「明治天皇花咲御小休所碑」(右)が建てられている。 内部を見学すると、結構広い。 上段の間も当時のまま保存されており、維持・管理が大変だろうと余計な心配をしてしまう。

 街道はどこにでもあるような国道沿いの「町並み」(左)が続き江戸時代を感じることは出来ない。側溝の蓋の上を歩いていると、大型トレーラーが通り過ぎて行ゆき、とてもじゃないが「ノンビリ道中」とはいかない。 

 往時の風情は感じられないが、江戸時代の町名「上花咲」がしっかりとバス停に残っていた(右)。この辺りのバス停には江戸時代の町名が結構多く残っており、思わぬところで江戸時代を感じることができる。

 この先はずーっと上り坂で次の宿場である初狩宿へ向かうのであるが、またまた熊が出る、イノシシが出ると脅かされちょっとビビッているのです。
  

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