<SR-700Aのその後>
2005年3月
プリセレクタのシャフトはバーニアになっているが、内側のシャフトについているツマミを回しても滑ってしまって回転が外側のシャフトに伝わらない。外側シャフトを直接回してプリセレのチューンを取る。交換部品もないので修理は難しい。
2005年4月
突然なにも聞こえなくなった。ウンともスンとも言わない。全バンド聞こえないので信号トレースをする。まずはAF回路のチェック。ここは前の持ち主がアウトプットトランス断線のために真空管回路をIC(LM386)にしてある。クリスタルイヤホンを386の出力足につないで聞いてみる。やはりなにも聞こえない。入力足にイヤホンをつなぐと小さい音だが聞こえる。LM386に問題があるようだ。このICの電源は真空管のヒータ6.3V(AC)を整流して3端子レギュレータ経由で供給しているが、DMMであたってみると電源はICに来ている。こうなるとIC自体がイカレたとしか思えない。手元にあった386と交換してみると7メガのにぎやかなQSOが聞こえた。なぜこのICがNGになったかはわかっていない。
2006年9月
時々電源を入れて7メガのSSBを聞いていた。モガモガにチューンさせBFO微調整ではっきりと聞こえてくるのも楽しい。が、今日は電源を入れてもなにも聞こえない。またAF段かと疑ったがAFボリュームを上げれば、ノイズは大きくなる。14や21はチャンと聞こえる。7だけがダメだ。7メガバンドだけダメとなるとバンド固有の回路(SR-700Aの場合は1stミックス)しかない。ここは6EA8(三極部)で各バンド+4メガCのXtalを1stOSCに使っている。

調整のためのTPがシャーシボックスから外に出ていたので(6EA8のKからR経由で引引き出してある)とりあえずDMMでDC電圧をあたってみると7だけがやけに高い。14のXtalを抜いたときに出る電圧と同じくらい。つまりは7ではXtalが動作してない?今度はオシロで電圧と周波数をあたってみると、7ではXtalが発振していないことがわかった。14では18メガ、21では25メガの波形が見えたが、7ではなんの波形も見えない。Xtalがイカレたようだ。で、Xtalをディップメータを使って発振させてみるとチャンと11.006メガを発振している。14や21用のXtalと比べてもそれなりの出力が得られているようだ。Xtalはイカレてないのか?またXtalを本体のソケットに差込み7メガを聞いてみたら今度はCWが強く聞こえてきた。直ってしまった!TPの電圧も14や21と同じになった。

ディップメータに挿して発振させたから(電気的な刺激で)直ったのか?ソケットからはずしたりしていじっていたから(機械的振動で)直ったか?Xtalが古くなっているのでなにかの契機で発振しない場合があるのかもしれない。ソケット裏側の回路に直接半田付けも出来るので、これと同じ外形のXtalである必要はないので、新品と交換することにしよう。
2007年7月
7メガ用のXtal(発信周波数11.000メガ)を新品に交換。ソケットに直接差し込み裏から半田付けして固定。
安定して7メガが受信できるようになった。

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